Monthly Archives: June 2019

[:ja] 『風船を買った』チョ・ギョンナン(趙京蘭) 関係ないかもしれないが、じぶんと韓国のこと。   高校のとき、東方神起が好きな友人がいた。それがきっかけで、彼女は韓国語を勉強してもいた。帰り道、いつも彼女が「ペゴパヨ(お腹が減った)」といって、お腹が空いた手振りをするので、そういうときは、いっしょにローソンに寄って、Lチキを買うのが定番だった。が、わたしはなぜか、「ペゴパヨ」というのは彼女の造語で「お腹が減った」という意味なのだと思いこみ、それが韓国語だとは気づかなかった。「ケンチャナ(大丈夫だよ)」や「オットッケ(どうしよう)」なども、日常的に使っていたように思う。ただ彼女はとても表情豊かで、なんとなくその意味がつたわってきたので、それぞれのことばについて、あえて聞き返したりはしなかった。   ついさいきん、韓国語に触れるようになった(わたしも、K-POPにはまった)。そこでやっと、彼女があのときなにをつたえようとしていたかわかった。学校から駅までの道のりと、そのときの空気とともに、とてもおおげさにいえば、記憶が変容していった。それはわたしにとって、とても感動的なことだった。ことばがことばにされてから、十年が経っていた。   と同時に、韓国のひとについて、いくつか発見があった。どんなときに、どんなことばで表現するのか。どんなふうに、年上、年下、同い年のひとと接するのか。全然、知らなかったことだった。   なかでも、個々のひとの自信のもち方が、ちょっとすごい。これは伝えにくいのだが、ただアイドルだから、というものではないと思った。たとえば、「このなかで〇〇に一番すぐれているひとは?」とかいった、〇〇にポジティブなことばが入るような質問に対して、「ナ!(僕!)」と、ごく自然に答える。その自然さがすばらしい。しかも、それに対して、まわりは茶化したり、嘲笑したり、絶対にしない(たぶん)。どころか、そういう自信をもっているひと、じぶんを好きでいることができるひとのそばにいることを、誇らしく思うような雰囲気もある(わたしの妄想でなければ)。   書いてみるとあたりまえのような感じ。なんだけれど、テレビのように既定のコードがある場で、なかなかできることじゃない。だから、そんなやりとりが、最初印象的だった。とにかくなんだか、ああ、いいなあ、と思った。じぶんを好きでいられることの価値、自尊心というものに対する理解の深さ? 新鮮さ、そして、うらやましさとまぶしさ。   個人的なトピックについて、書いてみた。   あなたとわたしのちがいがうれしい。すぐには思い出せないが、そんな詩があったような気がする。ひとつのものごとについて、ちがった見方のあることが、ちがっていることが、こんなにうれしい。なんとなく、韓国に触れるとき、そんなことを思う。 藤田瑞都 [:]

[:ja]2019年5月19日(日) 14:00〜17:00 無料 その日集まった人たちで疑問に思っていることを出し合い、問いを1つに決めて対話します。急がずゆっくりやります。[:]

[:ja]2018年10月21日(日) 13:00〜16:00 無料お申込み:6名まで FBでは申し込みできません。専用予約サイトよりご予約ください。 今回は、メタファシリテーションの練習をします。メタファシリテーションとは、事実のみを質問していくことで、質問された人が客観的に物事を捉え、自ら解決方法を見いだし行動する助けになる技術です。各人が対話において変えたいと思っていること、例えば、相手が身近なほど意見が言いづらい、長い話を我慢して聞いてしまう、相手の発言の意図を自分勝手に決めつけてしまうなどの改めたい習慣をもちよって、事実質問の練習をしましょう。 *メタファシリテーションは、ムラのミライで体系化された手法です。 詳しくは以下のページをご覧ください。 ・認定NPO法人ムラのミライ ・メタファシリテーションとは

[:ja]2018年8月12日(日) 14:00〜17:00 無料 申込み:6名まで モヤっとしたとき、自分が何に疑問を持ち、何を知りたいのかをどうやったら言葉にできるでしょうか。そしてどのように質問したら、知りたいことをきくことができるでしょうか。 今回もオスカー・ブルニフィエの「相互質問法」を使って、考え、質問する練習をします。そこで生まれた疑問を一緒に考えながら、試行錯誤しましょう。[:]

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