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10月9日(日) 14:00-17:00  映画とディスカッションの会 「異国に生きる」 参加費:無料 「異国に生きる」を上映します。この映画では、1988年にビルマの民主化運動に関わり、25年 前に軍事独裁政権による弾圧から日本に逃れてきたチョウチョウソーさんと、妻であるヌエヌエチョウさんが歩んできた道のりを取材しています。家族や友人と 離れ離れになっても、いつか自分の国に戻るため、お二人は活動を続けています。ビルマを出国し日本で「難民」としての生活を強いられながら、それでもな お、命をかけて母国の民主化に声を上げ続けています。映像を通してチョウチョウソーさんとヌエヌエチョウさんの歩みに触れ、参加者それぞれが日本で生きる 一員として、「難民」を考える場にしたいと考えています。 社 会的、政治的、精神的な制限により声を自由に上げることができない、または自らの意思により行動を起こすことができない、生命の危機に直面する状態。それ はどんな時代・場所・状況でも起こりうることであり、誰もが「難民」になりうると言えます。すべての人々に関わるこの問題をどのように私たちが共有し、個 のつながりを持つことができるか。ともに思考し、話しましょう。 [btnsx id=”732″]

映画とディスカッションの会#5 9月11日(日)14:00-17:00 無料 「民主主義ってこれだ!」から投票率を上げるには? 安保関連法案への反対デモの映像をみながら、選挙の投票率をどうすれば上げられるのかについて考えてみたいです。第2回の会では法案そのものに対する意見、批判を中心にみなさんと話しました。今回は映像をヒントに、ひとり一人の政治参加、さまざまな意思表示のあり方を考える上で、その最も重要かつ身近な投票について議論する時間にしたいと思います。日本では投票率の低さが非常に問題視されています。その理由としてしばしば挙げられているのが、若者の政治への関心の薄さ、政府に対してどうせよくならないというような絶望を抱く人の多さです。投票率を上げるにはどんな工夫が必要なのか?投票所の増設、ネット投票のシステムの工夫、投票を義務化する、などなど、アイデアを出して話しあいたいと思います。 お申込み方法: contact@kosaten.orgまでご連絡ください。当日参加でも可能です。

映画とディスカッションの会③「記憶の継承と戦争をかんがえるードキュメンタリー映画『李さんの綿』からー」 日時:6月12日(日) 14時〜17時 今回は、心温まる短編ドキュメンタリー映画を上映いたします。 本作では、朝鮮半島のふるさとから持ち帰った綿の種を戦後日本で育て続け、絵を描いた李福順(イ・ポクスン)さんと、その種をもらい大事に自宅で育てた画家の踊(おどり)由紀子さんを取材しています。 被曝と福島原発事故に思いを馳せた踊さんの絵の中で、李さんの育てた綿が再び花を咲かせるとき、わたしたちは何を考えるべきでしょうか。 李さんの生きた証である綿の花から、記憶の継承と、被爆国でありながら核のエネルギーを保持し続ける現在の日本について問いを投げかける作品です。 ・映画予告編 https://www.youtube.com/watch?v=ceLynf9z53E#action=share ・映画について(ビデオアクトhpより) 李 福順(イポクスン)さん(夜間中学生、2010年逝去、享年90歳)は、6歳からわたの糸紡ぎを覚えました。李さんは、戦後朝鮮半島に里帰りした際に綿の 種を日本に持ち帰り、日本の自宅で綿を育ました。そしてこの綿の種は人づてにわたり育てられ、そのひとつが、東京の女性が描いた油絵「何度目かの被曝」の 中にしたためられます。この映画は、時を超えてさまざまな人の手で植え継がれ、伝え継がれた「李さんの綿」を追ったドキュメンタリーです。

映画「美術館を手玉にとった男」に登場する実在の「贋作者」マーク・ランディス。ランディスの制作した絵画を始めとする「作品」は、全米の40を超える美術館に無償で寄贈されました。アートの権威としての美術館・アートをとりまく既存の制度・理念に揺さぶりをかけるランディスと、彼の「作品」についての考察を踏まえながら、贋作の歴史、個人の幸福の追求や表現の自由、アウトサイダーアートという言葉について、議論を展開します。 参考ウェブサイト http://man-and-museum.com/(映画「美術館を手玉にとった男」公式サイト) http://artandcraftfilm.com/(ART AND CRAFT official website) http://marklandisoriginal.com/ (Mark Landis Original Site)   日程変更のお知らせ:3月20日に予定されたイベントなのですが、主催者の都合で4月10日に変更されました。ご迷惑をおかけして申し訳ございません。

社会問題を取り組む映画、ドキュメンタリー、アートフィルムの自主制作映像を募集しております! 上映会 あなたの公-差-転は完全に非営利な場所なので貸出料があまり支給できませんが、上映会のために無料で会場と機材を提供します。また入場料をとる場合は全額を監督・企画者へお渡しします。 図書室のコレクションへ 上 映会の回数が限られているためオーディエンスも制限されるという課題があるかもしれませんが、より多くの関心を持つ方がゆっくり映画が見られる機会を設け たいと思っています。貸出はしませんが、図書室の中でDVDコレクションも設置し、会場の中自主映画を見るコーナーを提供します。是非このコレクションに ご貢献いただければ幸いです。   お問い合せ contact@kosaten.org

東京の西部に位置する小さな町、善福寺。太平洋戦争中、都心からの疎開者を受け入れたこの町は、多くの文化人や芸術家にも愛され、独特の文化を育んできた。 この映画は、善福寺に暮らし、歌い、踊る人々のドキュメンタリーである。五穀豊穣のための韓国太鼓・チャンゴから、神楽、江戸かっぽれ、舞踏、コンテンポラリーダンスまで、古今東西のあらゆる踊りが善福寺を舞台に繰り広げられる。 同時に、百年を越える年月を刻みながら善福寺で暮らす人たちの、日々の営みも映し出される。百年を経て、私たちは何が変わったのか、変わらないのか。百歳を超えてなお現役で働くコーヒー豆店主は、表立って語られることのない、かつてのこの国の姿を今に伝える。 監督: 早川由美子 http://www.petiteadventurefilms.com/

Chanrasmey Koam氏というカンボジア映像作家は、東京での2ヶ月の滞在の間、杉並区善福寺の福祉作業所「あしたの会」をはじめとして、障がいを持つ方、支援団体、専門家などと交流をしてきました。この活動を通して現代の日本におけるバリアフリー促進の中で障がいを持つ方はどのような体験をしているか、どのような問題をに直面しているかということを調べてきました。障がいを持つ方から大学の専門家、区役所の方まで、いろいろな方の声を取り上げ、様々な視点から障がいについて考え、社会におけるチャレンジや圧力を指摘しながら、障がいがあること、障がいがないことについての定義を問いかけ、人間としての強さ、特徴にフォーカスします。

2012年ラオスの映像作家のXaisongkham Induangchantyはディスロケイトという企画において2ヶ月杉並区の善福寺に滞在し、その間17人の地域の方を取材しました。善福寺ではどのような方がどのような活動をしているか、様々な物語を通してご紹介になる映像です。

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