行き詰まってしまった。


kosaten magazine 33

行き詰まってしまった。

嫌になってしまった。

息苦しくなってしまった。

自分に嘘をつき続けてきた結果、

視力矯正の不具合の改善を先送りにし続けてきた結果、

俺は自分に可哀想なことをし続けてしまった。

大事にしているつもりだった。

毎日食べたいものを食べ、

スタバでほうじ茶を飲み、

少しは自分の活動に協力してくれる人がいる…

それだけ?

俺はまた嘘をついている。

本当はもっと自由に世界中を飛び回っていたいのに、

自分を思いっきり表現して人々とぶつかりあっていたいのに、

本当はもっと助けて欲しいのに、

本当はもっと叫んで怒りをぶちまけたいのに、

大人しく、

大人しく、

大人しく、

良い人であろうとしている。

所詮俺は、

人に嫌われて、

居場所をなくして世界に旅立つ覚悟がないだけか。

それが俺をこんなに可哀想な状態にさせてしまった。

ごめんよ…

俺…

寂しいよ…

こんなに…

本当は寂しい気持ちが溜まっているのに、

どこにもぶちまけられないでいる…。

世界はこんなに広いのに、

世界はこんなに眩しく、豊かなのに、

視力矯正の不具合を抱えているだけで、

こんなにも寂しく惨めな気持ちになっている。

もうこんな想いはさせたくないよ。

俺に…僕に…

凡庸さに配慮するな。

いくら凡庸だって、

芸術的で、文学的な心情吐露でなくても構わないじゃないか。

だからこそ素晴らしい…

やめよう。

素直に寂しさをぶちまけよう。

微睡みの中に落ちていこう…

酒を飲みまくったっていい。

コンガリ焼いたチーズのピザを食べたっていい。

タマゴやポテトサラダやハムがタップリ入ったサンドイッチを食べまくったっていい。

散々食べて、
食べたものを吐いてしまってもいい。

でももうやめよう。

こんなこと書き続けるのだって、
人に見せるつもりがなければ暇つぶしに過ぎない。

夜明けが近い。

そう、明日は夜明けだ。

君が暖かく、
尊重されて、
迎え入れられる日がやってくる。

アイ ワナ ビー アドワード。

アワナビーあどぅぉぉぉーッッ!

レニだって叩いてくれる。

ビートを刻んでくれる。

夜の世界。

ジョン・スクワイアの宗教的なフレーズが、
夜の世界を演出する。

この世界に浸っていたい。

スタイルカウンシルのカフェブリュで微睡んだ後、
レニの刻む躍動感に導かれて、
未知の世界に突き進んでいきたい。

突き抜けたい。

行きたいところは分かっている。

60年代。

クリスピアンミルズのように、
あの時代に希望を、
堕落を見出しても構わない。

堕落が、
だらしなく酔い果てることが今の俺の逃げ道、希望。

疲れてきたよ。

やめたいよ。

足の裏を揉まれたいよ。

助けてよ。

こんなに頑張ってきたのにご褒美なしじゃ。

先送りした、
怠けてきた報いか。

本当に落ちよう…
(2020.03.11)