「対話が必要」「対話で解決」とよく耳にしますが、対話とはどういう話し方でしょうか。向き合って話せば対話になる?おしゃべりと対話ってどう違うの?その対話、一方的になってない?対話がどんなものかを明らかにし、次回のテーマ「何が対話を阻んでいるの?」につなげます。
——————————–
2016.8.21.sun レポート
今回、普段より多くの方が集まり「対話」への関心の高さを感じました。自分にとって対話とは何かを一言、自己紹介とし、それぞれの対話観を絵で視覚化して から、対話とはどんなものかを話しました。対話のイメージは、あたたかい、難しい、キャッチボール、境界線を探るなど、人によって様々です。
対話は欲求なのか、目的なのか、手段なのか、プロセスか。対話の動機は、自分をわかって(認めて)ほしい、互いにわかり合いたい?しかし、そもそもわかり 合えないのではないか、という話がでました。聞くといっても、3つの聞く、訊く、聴くがあるように、「対話する」といっても、様々ありそうです。例えば対話する場面で考えると、医師と患者、親と子、仕事場、友達と。対話する相手では、人間、自己、神、猫ちゃんなど。
対等でない立場のなかで、対等に話すことが対話になっている状況とは、どんな状態なのか。何が起きているのか。何となく構造が見えてきましたが、核心の一歩手前で、終わりの時間となりました。
今回、話す前に「対話を阻む思考習慣とその対策」を確認しましたが、それがどのくらい影響したか、ちょと掴めませんでした。
次回は、もっと各人の話がつながって行く感じを目指してみます。