「どうしたら対話できるの?」対話の実験室16 2016.10.16.sun 14:00-17:00

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「どうしたら対話できるの?」対話の実験室@公-差-転16

2016年10月16日(日) 14:00-17:00 無料

これまで、対話とは何か、何が対話を阻んでいるのかをテーマに対話し、みんなと同じでないと排除する(と考えられている)社会で対話する難しさを実体験してきました。互いの違いが明らかになることを恐れず、ひとつの事柄について対話を重ねていくには何が必要でしょうか。家庭や学校、職場、集まりなど、普段の暮らしのなかで、どうしたら対話できるのか対話しましょう。

お申込み:
10名まで。
専用予約サイト 
予約
メール→sano★rajoe.com(★をアットマークに)
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はじめに、前回までの「対話ってどんなもの?」と「何が対話を阻んでいるの?」で起きた話の流れを紹介したのち、集まった人それぞれに「これは対話ではない」と思う話し方や出来事を書いてもらいました。
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●相手が一方的に話し、自分に尋ねてもらえない。
●のど自慢のような話。
(つまらない、わからない、誰も聞いていない)
●テレビ、映画、本。(相手がいないと対話している感じがない)
●食券のラーメン屋(声をかけたら返ってくるのが対話)
●話が通じているんだけど、わかってもらえていない、
受け入れてもらっていないと感じる時。
●質問のないやりとり。(でも演説やプレゼンでも、発言者が心の
接近を望んでいる場合は、対話でないとはいえないのでは?)
●お店で商品がないと言われて終わり。
(他店では、自分の考えを察したような対応をしてくれた)
●医師と患者のやりとり。自分(患者側)が遠慮していたような気がする
●話に入るスキを与えない息継ぎ。
(一方的に話したいという意図の表れと察した)
●質問に対して受け答えする意思がない。
●自分の価値観と違う→聴かない/受け取らない
自分の価値観と同じ→聴く/受け取る
自分がほしい情報、わかりたい話だけ受け取る。
●答えを変える気が全くないもの
●思っていないことを言う
●相手が激しく感情的になってしまう場合
●常識をコントロールできない時
●あらかじめ相手の反応を期待した発言
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特徴を大きく分けると、一方的である、遠慮、変化したくないの3つに分けられそうです。一方的に話している人は、自分では対話しているつもりかもしれない。対話をしようと言ってもできないのではないか。個人が対話と感じたら対話という意見がありました。とすると先ほど3つに分けた特徴の逆、双方向である、遠慮がない、変化するが共通の対話観となりそうです。途中「政治や宗教など、一般的に避ける話題でも対話できる?」という質問のあと、対話への集中度が高まったようでした。確かに宗教の話は避けてしまうという発言があり、何でも話しあえる方がよい世の中なのではない、言わなくていいことを言う必要があるのだろうかという意見がでました。とすると対話できるテーマと対話できないテーマがあるといえます。性別、年齢、立場、価値観が違っても話せるのが対話だとしたら、政治や宗教をテーマにすると対話ができない/したくないとすると、何が対話を阻んでいるのでしょうか。みんなと違いたくない。場にそぐわないと排除される。その恐怖だとしたら、同じでないとなぜ排除するのでしょう。それを越えて対話するにはどうしたらいいでしょうか。途中にでた「勇気が必要」という意見が関わってくるかもしれません。

以上、わたくしの視点からレポートしましたが、集まった人それぞれ、自分の状況や興味によって気がつくところが違い、疑問、混乱、異なるアイディアが生まれていると思います。

次回から実践として、話しづらいテーマで対話するシリーズ(全3回)を始めます。互いの違いに耐えながら対話してみましょう。初めてのかたはもちろん、時を経て変化した方たちとまた対話できるのを楽しみにしています。