Monthly Archives: February 2020

[:ja]『苦しみ4』 苦しみを解放したい。 ただ、苦しいと叫びたい。 本当はこの苦しさを論理的に証明したい。 苦しみを表現することは勇気がいる。 苦しみを表現したり、 弱音を吐いてはいけないという、 世の中の声を感じ取ってしまう。 思い込みだろうか。 視力矯正の不具合による頭痛で頭の働かない僕には、 そのような世の中の声を冷静に把握できない。 だから苦しみを解放しても良いと、 表現しても良いと、 泣き叫んでも良いと、 恥ずかしくても良い、 と、 直接、許可を出して欲しい。 もっとも、 「いいよ」 と言われても、 簡単に解放できるわけではないが。 恐らく、 「それがなかなかできないんですよ…」 と誤魔化してしまいそうだが。 もしこの苦しみを思いっきり表現できたら、 この苦しみからも解放される気がする。 とても気持ちが晴れてくる気がする。 また、 すぐに論理的思考が働いてしまう。 苦しみを具現化するための歌詞やメロディーを、 構築しようとしてしまう。 ガムシャラに泣き叫ぶ前に。 そして僕は閉じていく。 Beatlesの『All You Need is Love』に癒されながら… 泣き叫ぶ機会を伺っている…。 (2020.1.20)[:]

[:ja]【善人病】 遠い遠い未来のむかし話です となりのとなりの国である男が市場で食事をしているとしゃっくりを一回しました。はておかしいなあと、思い、また気のせいかなあと思い食事を終えて家に帰ると、その晩から三日三晩寝込んでしまいました。その男はお金持ちだったので、町一番のお医者様が来て、考えあぐねて、その男の書斎にある、環境保護の書籍をチラリとみて、その男の書き置き、(地球は今、病気だ、私がなんとかしなければ)をみて、たぶん知恵熱、【善人病】と命名しました。それから数日、今度はそのお医者が、ある疑念にとらわれました。私はもしかしたら町一番の先生と呼ばれてその名声にあぐらをかいていたのでは?私は、もしかしたら救える命を殺してしまったのでは ?石川五右衛門の生まれ変わり、またの名をアルセーヌルパンとは私のことでは?キリストをユダが裏切ったのはもしかしたら私のせいでは?かわいそうなユダ。私は罪人です。地球は今病気なんです、とメソメソと泣き出し寝込んでしまいました。町一番の先生が寝込んでしまったので、暫定1位の先生が先生をみ にきましたが、暫定1位の先生は競合他社のライバル先生、これ幸い、千載一遇のチャンスと思ったのですがヤクセキコウナク、ヤマイコウコウニイル。やはり後味が悪い結末になり、暫定1位の先生は酒場で飲んでいたのがいけない、酒場の有線放送で(一人酒場で飲む酒は)の唄に涙がポロリ、またポロリ、酒場の一同のお客様ももらい泣き 一同、すべての人々は罪人であります。地球は今病気ですと集団泣きながら大合唱。セリヌンテウス僕を殴ってくれ、いや僕も殴ってくれ、ああ、もっと殴って殴って、嗚呼もっと、ケチケチするなよ、頼むマスターもう一杯。 みなフリーハグ活動をするようになり一日一膳二膳は当たり前。やればできんだ君だって。しかしフリーハグをすればするほど。この善人病は増えていきました。ある家では突然、老人の家に電話がかかってきて(もしもし、あー俺、俺、宝くじがあたったんだ口座に振り込ませてほしい)ある家では、説教強盗がピッキングをして入り込み、あろうことか、掃除洗濯をしてこれを少ないけど世界中の恵まれない子供たちに分け与えてくれ、理由は三つある、一つは私だけの十字架。もう一つは地球は今病気です。最後は今はまだ言うときではないだが時が来たらいう、 ところ変わって。ある島国。テレビでは変わった出来事が起こっているなあと寝転んでいた三年寝太郎田は母さん今日の晩飯何?ときくと。お前が好きなカレーだよチキンに辛口、ジャガイモ、ニンジン、なんていったって地球は今病気なんだから。でもその前にフリーハグをしにいってからね、太郎はハテナ?と小首を傾げて一回しゃっくりをしました。ニュース速報が入りニュースキャスターは善人病です。パンデミック今すぐ慈善活動をしてください。普及率とは昔から50%を超えると爆発的に増えます。カラーテレビしかり全自動洗濯機しかり。最初は私も怖かった、でも善人病に侵されて行くのは快感です。そこのあなた、まだ善人病でないの?時代に取り残されていきますよ!我が国とはもともとそういう気質じゃあないですか!?地球は今病気なんですよ。テレビでは世界各国の敵対する首脳が民族が泣きながらハグをして核兵器廃絶。各国では平和を祝うパレードがひらかれるようになりました。 となりのとなりの国である男が市場で食事をしていると しゃっくりをしました。 はておかしいなあと、小首を傾げて 家に帰ると三日三晩寝込んでしまいました 町一番の先生がみにいき 先生は考えあぐねて男の書斎においてあるのは 平和になった地球ではもうみたことがない本で 考古学の学者に解析をさせると 本のタイトルは 【我が闘争】という言葉が書いてありました 終[:]

[:ja]Y.F ある一個人の超主観的な気づき 最後に辞めた会社は8年間勤務した 8年間勤めて結局最後まで 分からなかったことがある それは 「なぜ一部の人間性が冷たかったり酷い人が どんどん昇格していくのか」だった この今思えば厨二病みたいな疑問は 退社してから一年後くらいに謎が解けた 当たり前すぎることなのだが 「会社は営利目的なので会社にお金を落とす人を 昇格させるので人間性は関係ない」だった 自分の実務経験の少なさを情けなく思ったものだ 最近はプライベートが充実して サラリーマン時代よりもイキイキしてる今 ある瞬間、急に気づいたことがある 僕は敬愛するマザーテレサの 「人間の価値は何をしたかではなく どれだけ愛を持って行動できたかである」 という言葉が大好きだが 会社という組織は あくまでも僕個人の経験論だが 仕事に情を持ち込むと 失敗して怒られることがよくあり 逆に仕事に情を持ち込まない人が 評価されていくシステムだと思う 気づきというのは 僕にはそのシステムは合わないというものだった 上述した疑問に僕が8年以上も 答えが出せなかったことや マザーテレサの言葉に 強く反応したことからもわかる 勿論、他のサラリーマンを否定する気はない 僕には合わないだけだ 僕が重要視することは 「今、何をしているか?」だ 30年間、漫画家をしている人と 今日、漫画家を目指して始めた人とは 何も違いはない 夢を語って、今、具体的にアクションを 起こしてないなら 「いつか」なんて単語は無意味だ 「今を生きる」と言うと 今が楽しけりゃいいというイメージが 僕にはあるので 「今がすべて」だと思う 今の一瞬一瞬アクションを 起こし続けてさえいればそれだけでいいと思う 疲れたら「休息」と言うアクションも必要 そして、マザーテレサが言うように 今、しているアクションに どれだけ愛を持って出来るかが 勝負だと僕は思う[:]

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